脳と脊髄の病気

腰部脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニアとは 腰の骨（腰椎）や椎間板は年齢とともに変性していきます。また、それに伴い脊髄を保護している靭帯が分厚くなります。すると、変形した骨や椎間板ヘルニア、厚くなった靭帯が脊柱管にある脊髄を圧…

頚椎症、椎間板ヘルニアとは 首の骨（頚椎）や椎間板は年齢とともに変性していきます。また、それに伴い脊髄を保護している靭帯が分厚くなります。すると、変形した骨や椎間板ヘルニア、厚くなった靭帯が脊柱管にある脊髄を圧迫するよう…

慢性硬膜下血腫とは 手術が必要な頭部外傷のなかで最も多いのが慢性硬膜下血腫です。慢性硬膜下血腫とは、頭を打撲してしばらく経ってから、脳を覆っている硬膜の下に血液が溜まって様々な症状が現れます。高齢の男性に多く、軽微な頭部…

パーキンソン病とは 脳深部の基底核という部分が変性して起こる病気で、人口10万人あたり約120人の患者さんがいると報告されています。手足のふるえ（振戦）、手足が硬くなる（固縮）、動作が遅くなる（無動）が代表的な症状です。…

認知症とは 高齢化とともに認知症の患者さんが増えています。日本における65歳以上の方の認知症有病率は約15%と報告されています。なかでも代表的なものはアルツハイマー型認知症で、物忘れが代表的な症状ですが、その他にも以前は…

脳腫瘍とは 脳腫瘍には脳組織から発生する原発性脳腫瘍と、肺がんや乳がんなどが脳に転移する転移性脳腫瘍があります。 原発性脳腫瘍には脳細胞から発生する神経膠腫、脳を覆う膜から発生する髄膜腫、脳神経から発生する神経鞘腫などが…