脳腫瘍とは
脳腫瘍には脳組織から発生する原発性脳腫瘍と、肺がんや乳がんなどが脳に転移する転移性脳腫瘍があります。
原発性脳腫瘍には脳細胞から発生する神経膠腫、脳を覆う膜から発生する髄膜腫、脳神経から発生する神経鞘腫などがあります。原発性脳腫瘍の発生頻度は年間人口10万人あたり15〜20人と報告されています。脳腫瘍に特異的な症状はありませんが、発生した部位によって運動麻痺、言語障害、認知機能低下などが進行性に悪化します。てんかん発作で発症することも多いです。
また、脳腫瘍が大きくなると頭痛や嘔吐を引き起こします。外科的手術で正確な診断を行い、適切な化学療法や放射線療法を行います。